2023年9月13日

家を建てる際に、多くの方が住宅ローンを利用されています。
しかし、誰にでも無条件でお金を貸してもらえるわけではありません。このお金を貸すかどうか、いくらまで貸すかについて、保証会社が審査を行います。審査のポイントは大きく2つあります。まず、借りる人の情報が見られます。具体的な情報としては、以下が考慮されます。

・借入希望額と返済期間が年収に適しているかどうか。
・年齢や家族構成。
・勤務先の情報（勤続年数、業種、企業規模）。
・貯蓄状況や他の借り入れ状況など。
もし自分が知らない人にお金を貸す立場なら、こういった情報を確認したいと思うはずです。

また、不動産に関しては、借入額と不動産の価格のバランスも考慮されます。借入金額が明らかに不動産の価格に対して低すぎる場合、上限金額が制限されることがあります。

保証会社が審査を行う際には、必ず信用情報も確認されます。信用情報には、クレジットやローンの利用履歴が含まれ、以下の情報が見られます。

・過去と現在のクレジットやローンの種類と内容。
・現在の債務残高。
・返済の遅延や延滞の有無。
信用情報は個人信用情報機関に管理されており、保証会社はこれらの情報を見て、過度な債務や不良な信用情報がないか確認します。注意が必要な信用情報には以下があります。

・携帯電話の割賦支払い：携帯電話の支払いが延滞すると信用情報に記録されることがあります。
・公共料金のクレジットカード払い：クレジットカードで公共料金を支払い、延滞すると信用情報に影響を及ぼすことがあります。
・複数のクレジットカード利用：複数のクレジットカード契約が信用情報に載り、過度な借入と見なされることがあります。
これらの信用情報は、一度延滞しただけで永遠に悪影響を与えるわけではなく、一定の期間が経過すれば改善されます。保証会社や金融機関が見るのは、返済の軽視が続くかどうかです。なお、氏名や住所が変更されても、信用情報は引き続き残ります。

信用情報に不安がある方は、過去に延滞したことがあるかどうかを確認する方法もございます。
ToiHomeではお客様に合った資金計画やライフプランシミュレーションを提供し、幸せな家庭を築くお手伝いをしています。住宅ローンに限らず、他の悩み事についてもお気軽にご相談ください。